「契約からしばらく経ち、そろそろ良いルーターに変えようかと考えています。」
「プロバイダーからルーター変更の案内メールが届いた。」
この様な要望や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
WiMAXの最新機種は、毎年発売されています。最新機種は契約時の端末よりも性能が格段にアップしているので、最新機種はとても魅力的です。
しかし、契約しているプロバイダで機種変更サービスを利用するのは、あまりお勧め出来ません。単純に端末を買い換えるか、新しいプランで契約し直すことになり、契約期間に応じた違約金が発生してしまうからです。
今回は、WiMAX端末の機種変更の方法について詳しく解説します。
目次
WiMAX端末の機種変更の方法
WiMAXの機種変更には、2つの方法があります。
- 現在契約しているプロバイダで機種変更する。
- 現在契約しているプロバイダを解約して、新しいプロバイダに乗り換える。
プロバイダによっては、契約中(更新月前)でも機種変更が可能な場合があります。条件によって、無料でできる場合と有料でできる場合がありますので、よく確認してください。
現在契約しているプロバイダーで機種変更する方法
契約期間中でも機種変更が可能なプロバイダと、そうでないプロバイダがあります。ここでは、5つのプロバイダーで機種変更する方法を解説します。 BroadWiMAX、GMOとくとくBB、BIGLOBE、UQWiMAXの5社です。
1.契約状況を確認する
プロバイダによっては、契約期間によって機種変更手数料がかかったり、機種変更後に月額料金や契約期間が変更になったりするので、まずは「契約から何ヶ月経過しているか」、「現在払っている月額料金」を確認しましょう。
2.プロバイダの機種変更条件を確認する
契約状況を確認したら、機種変更の条件を確認しましょう。
3.機種変更後の料金について確認する
今回ご紹介したプロバイダーのうち、機種変更後に料金が変わるのは、BroadWiMAXとGMOとくとくBBの2社のみです。
プロバイダ名 | 月額料金 | 割引期間 | 契約更新月 |
---|---|---|---|
BroadWiMAX | ・月額料金から300円割引 4,112円 |
2年間のみ | 機種変更月を0カ月目として36カ月後 |
GMOとくとくBB | 4,604円 | ー | 機種変更月を0カ月目として24カ月(36カ月) |
UQ WiMAX | 元々のプランのまま 4,730円 |
ー | 元々のプランの状態で継続する |
BroadWiMAX、GMOとくとくBBで機種変更された場合、料金だけでなく契約更新月も変更となりますのでご注意ください。契約期間の繰り越しはなく、機種変更の翌月から新規契約となります。
例として、2019年4月にBroadWiMAXと3年契約を結んだとします。その20ヵ月後の2020年12月に端末を買い替えた場合、2021年1月が新しい契約期間の初月となります。
つまり、以前の利用期間はなかったものとみなされ、再び新しい契約期間の1ヶ月目からカウントされることになります。早期解約の場合、端末は変えない方が無難です。
BIGLOBE、UQWiMAXの場合、機種変更後の価格変更、契約期間の再延期はありません。機種変更前の利用期間は、そのまま引き継がれます。
22ヵ月目に機種変更した場合、翌月は1ヵ月目ではなく23ヵ月目となります。機種変更しても当初の契約更新月は変わらないので、契約更新の予定がない場合でも、安心して機種変更できます。
BroadWiMAXでは、機種変更の場合、月額料金4,412円から300円割引となります。契約更新の予定があり、長く利用したい場合は、そのまま契約を更新するよりも、機種変更したほうが月額料金が安くなります。
さらに、電気料金サービス「Eleno」を同時にお申し込みいただくと、さらに100円割引となり、合計400円割引となります。
ただし、この割引は2年間限定ですので、機種変更後、3年目には4,412円になってしまいます。この点をご理解ください。
4.機種変更を申し込む
機種変更の条件や料金などを確認したら、いよいよ申し込みです。インターネットからいつでも申し込みが可能です。