WiMAXの通信速度が遅い、画面の表示時間が遅いなど、お困りではありませんか?
そんな時に便利なのが「スピードテスト」です。
スピードテストを行うことで、現在の上り速度や下り速度、Ping値などを確認することができ、WiMAXの速度向上に役立てることができます。
目次
WiMAXのスピードテストが実施可能なサイト
まずは、「WiMAXのスピードテストサイト」の特徴を表を使って見やすくまとめます。
スピードテストを行うには、ルーターに接続した状態でサイトを開き、「測定」ボタンを押すだけです。
ルーターの速度を無料でテストできるサイトも充実していますし、固定回線など接続先の機器の速度も測定できるので、便利です。
無線の場合、場所や時間帯、環境によって速度が変わるので、場所などの設定を変えて何度かテストを行うことをおすすめします。
実際WiMAXを使用しているユーザーが実測値の計測を行って、その結果をマップに共有してる「WiMAX実測スピードマップ」というサイトがあります。
エリアのつながりやすさや速度の目安を知るのに便利です。自分のエリアと利用を検討しているエリアの円の色を確認することで、速度の速さを確認することができます。
FAST
アクセスすると自動的にインターネットの下り速度を計測してくれるサイトです。
「FAST」は余計な部分がなく、見やすいデザインが特徴で、詳細をクリックすると上り速度や待ち時間を測定することができます。
他のサイトよりも高い結果が出ることが多いので、より正確な結果を得るためには他のサイトも試してみるとよいでしょう。
Radish Network Speed Testing
ホストサーバーに大阪と東京を選択し、様々な情報を入力することで、このテストサイトからより正確な結果を得ることができます。
「Radish Network Speed Testing」は計測の手順が多く、わかりにくい面もありますが、より高い精度でスピードを計測することができます。
また、スマートフォンとの相性も良く、様々な数値を計測できる点も優れています。
WiMAXの速度制限について
これまでWiMAXには「帯域制限」という、直近3日間で使用できるデータ量を一時的に制限するものがありました。こちらの制限により、週末に一気に動画を見ることが難しく、一部のユーザーからは否定的な意見も多くありました。
しかし、2022年2月以降、WiMAX +5Gプランの帯域制限は撤廃され、WiMAXの最新の速度制限では、帯域制限がない代わりに、混雑時の使いすぎで1Mbpsの制限がかかることが明記されています。
UQ WiMAX公式サイトの文言によると、「より多くのお客様にWiMAX +5Gを快適にご利用いただくため、一定時間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑時の速度制限を行う場合があります。」とあります。
どの程度の使用量で制限されるかは明記されていません。制限される可能性があるのは、以下のような場合です。
- 大容量のアプリケーションを繰り返しインストールした場合
- 映画などの長時間の動画を大量にダウンロードすること
- グラフィックデザインなどの大容量データを大量に受信すること
つまり、他のユーザーの利用状況に影響を与えるほどの通信を行うと制限される可能性があります。3日間の帯域制限ほど気にする必要はありませんが、一度に大量の通信を行うのは控えたほうが良いでしょう。
ギガ放題プラン(WiMAX 2+)は、3日間10GBの制限がある
WiMAX 2+でしか利用できない「ギガ放題プラン」は、多くのプロバイダが提供を中止していますが、まだ多くの会社が提供しています。
そこで、「ギガ放題プラン」の制限について触れておきたいと思います。
WiMAX+5Gプランのみ3日間の帯域制限が撤廃されましたが、ギガ放題プランにはそれがありません。つまり、ギガ放題プランでは、10GBの3日間制限がまだ残っています。