ポケットWiFiとWiMAXを比較。違いには何がある？

ポケットWiFiとWiMAXを比較する

ポケットWiFiとWiMAXをこれらの5つの側面から比較してみたいと思います。

WiMAXの方が通信速度が速い

WiMAXはポケットWiFiよりも通信しやすい周波数帯を使用しているため、ポケットWiFiよりも通信速度が速いです。

WiMAXはデータ通信量に制限がない

WiMAXはデータ通信量に制限がなく、基本的に無制限です。

直近3日間のデータ通信量が多すぎる場合は速度制限の対象になることもありますが、よほどのベビーユーザーでない限り、速度制限なしでWiMAXを利用することが可能です。

上の表からわかるように、ポケットWiFiは月額2,000円～3,500円程度で利用することができます。

WiMAXのプロバイダによっては、契約時にキャッシュバックキャンペーンを実施しているところもありますが、それでもポケットWiFiの方がWiMAXより安い場合がほとんどです。

ポケットWiFiもWiMAXも契約期間に縛りがない

ポケットWiFiは通常2年契約の縛りがありますが、プランによっては契約期間の縛りがないものもあります。

一方、WiMAXも以前は3年契約がほとんどでしたが、現在は2年契約や契約期間なしのものが増えています。ただし、2年契約の途中で解約すると、最大で3,800円の解約金が発生します。

そのため、1年だけ使いたい、2年先まで使うかどうかわからないという場合は、無条件で使えるプランがあるポケットWiFiやWiMAXの利用をおすすめします。

ポケットWiFiはエリアが広い

ポケットWiFiは基本的にdocomo、au、SoftBankの電波を利用するので、WiMAXのエリア外でも使えることが多いです。

また、WiMAXの電波は高速通信がしやすい反面、指向性が強く障害物に弱いため、地下鉄やビルの高層階では繋がりにくいです。

一方、ポケットWiFiの700MHz～2GHzの電波帯は携帯電話と同じなので、携帯電話がつながる場所であればどこでも利用することができます。

WiMAXとWiFiの違い

WiMAXとWiFiは、どちらも無線通信技術の規格で、通信方式や通信可能エリアが大きく異なることが特徴です。

WiMAXは「WAN（Wide Area Network）」を利用し、エリア内の基地局を経由してインターネット接続を行います。

一方で、WiFiは「LAN（Local Area Network）」を利用し、自宅やカフェなど限られたエリア内でのみインターネットを利用することができます。

WiFiは「無料WiFi」などのように、契約なしで利用することも可能です。WiMAXを利用するには、サービスプロバイダー（接続事業者）との契約が必要です。