WiMAXには、ルーター機器のオンオフやデータ通信量の確認など、スマートフォンやタブレットから設定を変更できるアプリがあります。
それ以外に何ができるのか、どう使えばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?今回は、WiMAXアプリでできること、使い方、対応機種などをご紹介します。
WiMAXアプリの利用を検討されている方は必見です。
目次
WiMAX専用アプリとは何?
スマートフォンからWiMAX(ワイマックス)を操作するためには、まずアプリをダウンロードする必要がありますが、実はこのアプリは機種によって異なります。
簡単に言うと、その機種がHUAWEI製なのかNEC製なのかで変わってくるのです。WiMAX(ワイマックス)の製造モデルは、基本的に2つあります。
WiMAX端末の製造元
- HUAWEI(ファーウェイ):モバイルルーター W〇シリーズ / ホームルーター L〇シリーズ
- NECプラットフォームズ:モバイルルーター WX〇シリーズ / ホームルーター HOME 01
最新機種であるモバイルルーターW06とホームルーターL02はHUAWEI製で、HUAWEI HiLinkアプリケーションで操作することができます。
一方で、モバイルルーターWX05とホームルーターHOME 01はNEC製で、「NEC WiMAX 2+ Tool」アプリケーションから操作が可能です。
WiMAXアプリケーションでできること
対応するアプリケーションを起動すると、表示画面から直感的に操作することができます。
WiMAX端末で操作・確認できる主なものを以下に示します。
- 電池残量・データ通信量・パフォーマンスの確認
- 通信モードの切り替え・バッテリーモードの切り替え
- リモート操作。WiMAX端末をスリープ機能に移行またはスリープから起動することが可能
- QRコードスキャン機能。簡単にWiMAX端末とWi-Fi接続ができる
実際の使用では、電池残量の確認、通信モードの切り替え(ハイスピードモード、ハイスピードプラスエリアモード)、バッテリーモードの切り替え(ハイパフォーマンス、ノーマル、バッテリーセーブ)などが大変便利です。
自宅でWiMAXを利用する場合はあまり必要ないかもしれませんが、外で利用する場合はダウンロードしておくとよいかもしれません。
WiMAXアプリケーションに関する注意事項
対応機種であっても、Windows版、Mac版では対応しない機種もある
NEC WiMAX 2+ツールのWindows版、Mac版では、対応機種であっても対応していない機種がありますので、ご注意ください。
具体的には、WiMAX HOME 02、WiMAX HOME 01、WX06、WX05、WX04、WX03が非対応機種になります。対応機種は、すべてのスマートフォン、タブレット端末に対応しています。
WiMAXアプリケーションは無料でダウンロードし、ご利用いただけます。ただし、通信料がかかりますのでご注意ください。
WiMAXアプリケーションに関するQ&A
ここでは、WiMAXアプリケーションに関する質問にお答えします。これからアプリケーションのご利用をお考えの方は、ぜひご参考ください。
管理者パスワードを忘れてしまった場合はどうすればよいですか?
- HUAWEI HiLink:本体のIMEI下5桁
- ホームルーターIMEI:本体底面に記載
- モバイルルーターのIMEI:本体背面に記載
モバイルルーターの場合は、本体画面でも端末情報を確認することができます。
NEC WiMAX 2+ Tool、NEC WiMAX +5G Toolの管理者パスワードは、本体画面の端末情報、本体裏面に記載されています。
ご自身で変更したパスワードを忘れてしまった場合は、WiMAX端末を初期化する方法しかありません。
ログインできない場合はどうすれば良いですか?
WiMAXアプリケーションにログインできない場合、以下の2つの原因が考えられます。
- ユーザーID、パスワードが誤っている。
- アプリケーションに問題がある。
WiMAXアプリケーションのユーザーIDは「admin」、adminパスワードは、端末のIMEIの下5桁、または端末の画面内の端末情報で確認することができます。
ユーザーID、パスワードともに正しいのに、ログインできない場合は、アプリの不具合が考えられます。アプリを削除して再ダウンロードすることで改善する場合があります。