本記事では、Wimaxのおすすめ設定を6つご紹介します。
目次
Wimaxのおすすめ設定
①通信速度を早くする
WiMAXには3つの通信モードがあり、そのモードによって通信速度や動作時間が異なります。
WiMAXの3つの通信モードとその特徴をまとめると、以下のようになります。
速度 | バッテリー | 特徴 | |
---|---|---|---|
ハイパフォーマンス | 558Mbps (1.2Gbps) |
7時間程度 (5時間程度) |
通信速度を重視 |
スマート | 220Mbps (370Mbps) |
9時間程度 (6時間程度) |
バランス型 |
バッテリーセーブ | 110Mbps (150Mbps) |
11時間程度 (10時間程度) |
電池持ちを重視 |
※Speed Wi-Fi NEXT W06を使用した場合。()内はハイスピードプラスエリアモードの場合になります。
こちらに記載されている数値は、あくまで理論値です。お住まいの地域や接続環境によって異なる場合がありますので、ご注意ください。
通信速度が速くなると、電池の消耗が早くなる傾向があります。
外出先でルーターを長時間使用する場合は、バッテリー駆動時間を重視したバッテリーセーブモードに切り替えることをおすすめします。ただし、ルーターの機種によっては、モードの切り替えができないものもあります。
通信モードはモード設定から切り替えられるので、WiMAXの利用シーンに合わせて各モードをうまく活用しましょう。
②auの4GLTE回線を設定する
WiMAXには2つのモードがあります: 標準的なモードである「ハイスピードモード」と、広いエリアで高速通信ができる「ハイスピードプラスエリアモード」です。
- ハイスピードモード 通信規格「WiMAX 2+」を使用。
- ハイスピードプラスエリアモード: WiMAX 2+」に加え、「au 4GLTE」を使用。
au 4GLTE回線を利用できるため、より広いエリアで安定した通信が可能で、高速化も実現できます。
③電波帯域を変更する
WiMAXは、周波数を変更することで利用することができます。周波数ごとに特徴があるので、確認してみましょう。
2.4GHzと5GHzの違いは何?
メリット | デメリット | |
---|---|---|
2.4GHz帯 | 障害物を避けて回り込んでいく | その他の電波と干渉しやすい |
5GHz帯 | 通信速度が速い 電波の干渉はしにくい |
障害物に弱い |
ご自宅のルーターが設置されている部屋では、問題なく使えても、壁を挟んで別の部屋に行くと電波が弱くなり、不安定になるケースもあるようです。
これは、5GHz帯を使用している場合に多く、2.4GHz帯に切り替えると電波が快適になる場合があります。
ハイスピードプラスエリアモードでは、スマートフォンでも使われているプラチナバンドと呼ばれることもある800MHzのau4GLTE回線を利用することができます。
シーンやエリアに応じて使い分けてください。
④SSIDとパスワードの設定を変更する
SSIDとパスワードは忘れないように覚えやすいものに設定しましょう。また、セキュリティ上、SSIDとパスワードの変更をおすすめします。
SSIDとパスワードの変更方法
- ルーターに接続されているデバイスでSpeed Wi-Fi NEXT 設定ツールにアクセスする
- ユーザー名に「admin」を入力する
- パスワードにルーターのIMEI下5桁を入力しログインする
- 設定をタップする
- LAN設定のセキュリティ設定をタップする
- SSID1の項目に希望のSSIDを入力する
- WPA事前共有キーに希望のパスワードを入力する
- 適用を選択しOKをタップ後、続行で変更が完了
変更後、再度WiMAXに接続する必要があります。変更後に忘れてしまう前に、必ずSSIDとパスワードをメモ帳やスマートフォンの紙などにメモして保管しておきましょう。
⑤データ消費量を表示する
通常モードでは、月間データ容量が無制限です。ただし、3日間で15GBの通信制限があります。
使いすぎると通信速度が制限されてしまうので、直近のデータ使用量を確認できるように、通信量カウンターを設定しましょう。
計測期間は「1カ月」、「3日」のいずれかを選択できます。簡単に設定できますので、ぜひ設定してみてください。使いすぎの防止にも役立ちます。
⑥消費電力を抑える
モバイルルーターは、使用中ずっとコンセントに接続されている家庭用ルーターと異なり、充電しながら使用します。そのため、外出先でモバイルルーターを使用する場合は、電池切れを防ぐために、できるだけ消費電力を抑えることが望ましいです。
消費電力を抑えるための設定として、一定時間使用しないと自動的にWiFi機能をオフにする「WiFiオートオフタイム」があります。
また、使用していないときに勝手に消灯する「バックライトオンタイム」も非常に便利な機能です。
また、その時間帯にルーターを使用していない場合、電源を切る「電源設定」もあります。
これらの設定は、「節電設定」から行うことができます。